早朝のおさんぽをした話2/1

 

2/1の早朝。

 

例年よりも忙しかった睦月が終わり、学生がしのぎを削り、自分の目指す道のために最後の仕上げを行う季節となりました。

 

そんな月はしめの早朝。

なぜ静岡の駅前を散歩するに至ったかを簡潔に説明すると、打ち上げの飲み会のせいだったりする。

 

深夜まで続く飲み会に僕はあろうことか原付に乗って参加してしまったのである。

 

この時点で大分選択肢を間違えてしまっていることは自覚しているのだけれどもそれはひとまず置いておこう。

 

飲み会に酒も飲まず、二次会も参加せず、そのまま帰るということも十分に可能だったことは間違いはなかった。

 

けれども、怠惰な僕は駐輪場の営業時間内に店を出るという選択肢を選ぶことが億劫で億劫で。

 

その結果に得たものがカラオケへの宿泊だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝5:00

 

深夜からは入れるフリータイムの時間が終わり、いよいよ外に出なくてはならなくなってしまった。

 

まだ原付を取りに行くには駐輪場が営業していない。

 

そんなことを思いながらさてどうしたものだろうと物思いに耽っているとあるマシュマロを思い出した。

 

こんなメッセージを受け取っていたのだ。

 

よしそれならばと楽器と荷物と傘を持ち街を少しだけ散策したのだ。

 

 



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普段夜遅くまで営業しているドンキホーテ出すら寝静まっている街は深夜に雨が降っていた関係していたからか少し不思議な、現実感がずれていたとでも言うような感覚があった。

 

 

少し歩く。

 

歩く。

 

 

 

歩いた。

 

 

 

ふとそらを見上げると星が少しだけ見えていた。

 


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スマートフォンのカメラでは撮ることのできない景色だったけれども。

 

確かにそこには星の明かりを垣間見ることができたと記憶している。

 

 

月はたしかに出ていた。

記憶のなかでは三日月立ったと記憶している


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静岡の南口のあまりこないようなところまで歩みを進めていたことに気づく。

 

時間もいいくらいに過ぎていたため、そろそろ駐輪場の営業もはじめるくらいになっている。

 

よし戻ろうかと思ったとき。急な空腹感に襲われた。

 

 

 


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気がつくと駅前まで戻っていた。

 

駅構内も普段と比べると静けさがあったがそれでも外の街と比べれば明るさがあり、人の気配を感じたように思う。

 

空腹感を解消するべく僕はマクドナルドに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が登り始め人々が歩き出す。

 

 



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うつらうつらしてしまっていたらしく、注文した珈琲が覚めてしまっていた。

 

今になってひどい眠気と頭痛に襲われる。

しかしそう長く留まるわけにもいかないのだ。

 

冷めて不味くなった珈琲を飲み干す。

 

さて、家に帰ろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談というか今回の落ち。

 

うつらうつらしながら帰った僕は不幸にも買ったばかりの傘を店に置き忘れ、回収するべく後日走り回るのだがそれはそれでまたの機会にでも。